PILATES

ピラティスに精通した医師がメニューを考案

ピラティスは、呼吸をしながら体幹バランスを整え、正しい姿勢や体の使い方を身につける画期的なアプローチ法です。
施術後は、レントゲンや超音波の結果に基づいて、医学的にどの程度改善されたかを判断します。

ピラティスとは?

正しい体の使い方と呼吸法を学ぶ

専門器具で体をサポートしながら関節を動かし、ストレッチを重点的に行った後、複合的な動きに入っていきます。痛みに直接働きかけるのではなく、正しい姿勢を身につけることで肩こりや腰痛を和らげます。

ピラティスのメリット

ピラティスは年齢や体力に関係なく行えるので、スポーツをする若い方から高齢の方まで、あらゆる方に適したエクササイズです。マットや専用器具を使用して身体の1つ1つのパーツの使い方を学び、体幹を整えることで、最終的に調和の取れた動きが可能になります。

ピラティスの有効性

【頚椎の疾患に対して】
肩こりがある方、四十肩や五十肩でお悩みの方、肩から腕にかけての痛みがある方、背骨の動きが悪い方、首の痛みを感じる方、頭痛持ちの方、上肢が動かしづらい方など、頚椎疾患を持っている方にもお勧めです。

【胸椎の疾患に対して】
ピラティスは、骨格のゆがみや筋力不足による体調不良の改善を目的としています。下肢が動かしづらい方、背筋のこりや痛みがある方、手足が動かしづらい方など、胸椎疾患を持っている方にもお勧めです。

【腰椎の疾患に対して】
ピラティスでは、正しい骨格を意識しながら体幹の筋肉を整えるので、インナーマッスルが鍛えられます。腰痛持ちの方、下肢が動かしづらい方、腰を支える筋力が弱い方、姿勢が悪い方、背骨の動きが気になる方など、腰椎疾患を持っている方にもお勧めです。

ピラティスを受ける流れ

無理なく身体の体幹を鍛えるピラティス

① 医師の診察

まずは当院の医師に症状をお話ください。症状の治療にピラティスが有効であるかどうかを医師が判断させていただきます。

② ピラティス開始

当日に施術枠が空いていれば当日ピラティスを受けて頂くことが可能です。ご都合に併せて後日から開始でも問題ありません。

③ 次回のご予約

施術後は次回のご予約をお取りください。お電話でも予約は可能です。

ピラティスで使用される器具

リフォーマー

負荷は自由自在、初心者の方におすすめなのがリフォーマーという機材です。リフォーマーはバネがついており、バネの反動を利用することで、体に無理がかかりにくく、初心者の方も気軽に運動可能。臥位、座位、膝立ち位、四つ這い位など、様々なバリエーションでエクササイズを行える、マシンピラティスの中でも代表的な機材の一つ。

チェア

腰椎術後の早期リハビリでも活用出来るチェア。イスにバネの付いた可動式ペダルがついた機材で、座面で立つ・寝る・座るといった姿勢で運動が可能でき、両足、片足ずつなど様々な運動ができる機材。腰の術後など仰向けが辛い方も使用可能で、当院では状態にもよるが、術後翌日よりチェアを用いた運動をおこなうこともある。

トラピーズ・テーブル
(キャデラック)

トラピーズ・テーブル (キャデラック)とは、マシンピラティスの代表的な機材です。どのような方でも、様々な運動が可能。様々な装備により、体幹に働きかけるのはもちろん、全身に働きかける運動、肩甲骨周囲、下肢の部分的な運動、下肢全体の協調的な運動に至るまで様々な運動ができることが特徴。